おんがくと想いの日々
1月10日(木)
新年(とっても遅ればせながら)おめでとうございます。

なかなか更新できないまま新年になってしまいました。
今年は実家の京都には帰らず今の家に引越してから初めて年越しを我が家でしました。
といっても、12月に発表会がなかったので例年よりも年末ぎりぎりまで仕事で、ようやく休みになると、掃除!片付け!御節料理!なんてのがあり、元旦からは楽譜製作に追われ、あっという間に仕事再開となりました…。

昨年の同じ頃は”来年の今ごろは家族が増えているんだな”ということをしょっちゅう思っていたような。
それが現実になっている今は、たちゅの泣き声も我が家のBGMとなっております。
そんな優雅なもんではないけれど、これが年の功なのか、特に気にならないのです…。
一生懸命泣いてるなあーなんて感心している始末でして(^^)

さてそんな中、3月の発表会には本格的に始動しております。
楽譜製作は峠を越え、あと裾野あたりをやっつければ出来上がり…!?
全員合奏に選んだ「ウィーンの音楽時計」も子供たちにはなかなかウケているようです。
でも昨年の「威風堂々」が大曲だったせいか、「今年のは短いね」っていう生徒続出!
えろうすんまへんな…
この曲は自分が子供の頃にとっても好きだった曲です。ご存知ない方はぜひ一度聞いてみてください。
10月14日(日)
3ヶ月半の産休を終え、1月からいよいよレッスン再開しました。
叔母が毎日レッスンの時間中たっちゃんの面倒をみてくれるという有り難いサポートのもと、2週間がすぎました。
最初の1週間はたっちゃんお披露目ウィークで、連日見知らぬお母さんや子供たちに抱っこされまくり、ちょっと興奮気味でした。
私はというと、このレッスンが始まる夕方までにやっておくことの多さというか、準備というかがなかなか大変で、夕方にはすでにぐったり・・・これも日にちがたてば慣れてきて、なんともなくなるんだと思いますが、今はまだ体力がついていかないです。(年・・・よね・・・)
朝一番の搾乳、授乳、タロの散歩、家事もろもろ・・・まあ、世の働くお母さんはみんな一緒だと思いますが。

子供たちは、宿題の成果は人それぞれですが、とりあえずみんな元気でした。
すっかり音符が抜けてしまった子もいますが、それもまあぼちぼちリハビリってことで(笑)
でもこうやってまた人がたくさん出入りして、音楽があふれる家になったっていうことはとても嬉しいことだな、と。叔母にも感謝ですが、元気で産まれてきてくれた、たっちゃんにも感謝。
それでも、やはり2階から泣き声がとどろいて?くると気になるし、お乳もはってくるんです。
体って不思議。 
そして、3月に予定しているコンサートに向けて、ぼちぼち選曲しないとねっていうことで色々考えはじめています。
その頃にはたっちゃんはどんな成長を遂げているのか??楽しみです。

最近のお気に入りは「アイアイ」と「コブタヌキツネコ」の歌です。
お風呂はお歌タイム! どんどん歌いますよ!ピアノの先生でよかったかも…って思う瞬間ですね(笑)
歌はすべて前奏、間奏、後奏つき。 最後はたっちゃんの手をとって「ブラボー!」。
これが結構喜びます
そんなこんなで、毎日過ごしています。
9月10日(月) 報告
7月10日火曜日午後0時20分に無事たっちゃんを出産しました!
予定日を過ぎ、ちょっと不安になってきた私。”歩くと陣痛がくる”とか言われていましたが日頃歩いてるので効果なし。で、神社の階段やら最寄のショッピングモールの階段やらを昇ったり降りたりしていると、9日の深夜零時に「どどどどーん!」っていう音がお腹からしたと思ったらドバッ!と破水。出血があったので産院に電話して入院。タロにも「たっちゃん産んでくるからね」と一声かけていきました。

入院から陣痛がくるまでが長かった!34時間くらいかかりました。破水したらすぐ陣痛って来ると思ってたら大間違い。
9日の朝から1時間に1錠ずつ合計6錠の促進剤を飲むものの効果なし。
その夜、もう帝王切開にしようかどうしようかと助産師さんらと相談し、私自身がどうしたいのかを聞かれたけど、とにかく無事にこの子が出てきてくれることが一番だけど、特に母子共に問題がないのなら、この子が自力で出てこようとするのを待ちたいと言いました。
で、10日も朝から促進剤。もうあきらめモードだったため、家族にも昼から来て〜と帰ってもらったその後。
3錠目の促進剤を飲んだら一気に陣痛がー!! あ〜!これってこれって・・・
あまりに痛いのでナースコール。1〜2センチしか開いてなかった子宮口があれよあれあよと開いていき「下から産めるよ!!」と助産師さんに言われ、「家族に電話しやー!!」の声に必死で旦那に電話(最初留守番電話になっていて、ぶっとばす!!と思った)陣痛がきてから約2時間40分くらい  「経産婦さん並みのスピード」と笑われました。
でも、切らなくて良かったねー!頑張ったねー!といろんな看護師さん、助産師さん、先生、事務の人に言われ実はみんなもう帝王切開モードだったんだなあと思いました。皆さん、ありがとうございました。

分娩室で音楽をかけるなら第九の四楽章か、ベト7の1楽章か、ブラ4の4楽章だ!なんて思ってましたが、そーんな余裕はありませんでした・・・・・・

そして、今日は2ヶ月検診。すくすくと育っております。沢山音楽を聞いてきたたっちゃん。 これからどんな子になってくのか楽しみです
7月2日(月)
とうとう7月に入りました。明日が予定日ですが、どうもそれは持ち越しになりそうです。
で、いけるかな?と思っていたコンサート、「熱帯ジャズ楽団」のコンサートに行ってきました。
6月30日 岐阜市民会館。 高校生の時の吹奏楽コンクール以来?久しぶりにこの会場にきたという旦那。
こんなんやったかなあ???とはいうものの、やっぱ古い・・・・一時建替え計画があったのにどこいったんでしょう?

さて、その楽団には野々田万照さんという地元鷺山出身のサックス奏者がいて、昨年はじめて行われた鷺山の夏祭りにほぼ無償で演奏に参加してくださったそうです。そのお礼?なのか客席には結構年配の方もいて(もちろん普通にジャズのお好きな方々もみえたんですが)後半のダンス会場と化した雰囲気には少々のまれ気味??(^^;
17人(メロディセクション11人 リズムセクション6人)の細かいリズムがピッタシあうところは、プロだから当然だけど、すごいなあーと思いました。あとアドリブね。やっぱ。一人一人の脳内にどれだけのアドリブ引き出しがあるのやら?
クライマックスあたりでの”アースウインドアンドファイア”メドレーにきた時は、もうすごい興奮の渦が会場を取り巻いておりました。そのバンドを初めて聴いたのは、12から13歳のころだったと思うけど、ラジオから流れてくる今までに聞いたことない音楽でびっくりしたのはよく覚えております。
踊り狂う?人々の熱狂ぶりもよくわかる・・・普段なら参戦するところですが、さすがに重たいお腹で跳ねるわけにもいかず。
お隣のご婦人が「赤ちゃんはびっくりしてるわね」とショールか何かをお腹にかけてくれました。ありがとうございました。
でも・・・慣れてるんですよ、うちの子・・・(笑)

ただ、先週の「新世界」では1楽章から大興奮だったのに、このコンサートでは2部のカルロス管野さん(バンドマスター)のMCあたりから序々に活動開始。1部は”なんじゃこりゃ?””やっかましいなー”なんて思っていたのかも。とっても静かでした。
そしてその夜。夜中!!ごおーーーーーーとかぐるぐるぐるぐる・・・・・!とかいう音がすごい動きっぷりに明け方4時まで眠れず。
おいおい・・勘弁して〜(涙) でもこのおかげでか?出産間際の逆子騒動が直ったのかも・・・(予定日6日前に逆子になった・・・)
6月26日(火)
6月24日は午後二時から岐阜県交響楽団の定期演奏会に出かけました。
この日の指揮者は昨年ひこね第九オーケストラで指揮をしていただいた、高谷光信さん。
演目は
モーツアルトの隠れた名曲といわれる「劇場支配人序曲」
ボロディンの未完交響曲である「交響曲第3番」
そしてドヴォルザークの「新世界」  
アンコールは同じくドヴォルザークの「スラブ舞曲第10番」
でした。

久しぶりの高谷先生、相変わらずの王子様系スマイルで、演奏直前の団員とのアイコンタクト?もにこやか。
そう、ステージ上が緊張しながらも安らいでいるのが感じられるのです。ぴりぴりしているはずの演奏直前。
でも、”思いっきり楽しみましょうね”みたいな先生の声が聞こえてくるような、雰囲気。客席もリラックスできます。
モーツアルトは、フィガロの結婚や魔笛のような華やかさには負けるけど、モーツアルトらしいユーモアと明るさと軽快さを持った楽しい曲でした。 ボロディンもはじめて聴く曲でしたが、それはそれは美しい曲で、二楽章までしか完成されてないのが残念。とくに二楽章は5拍子でロシアの深い森の中、霧がかかる静かな夜明けに鹿の群れや鳥たちの鳴き声が響き渡る・・・というような風景が見えてくるようでした。
もちろん「新世界」も。あの有名な「家路」を含む二楽章は、本当に指揮者によって作り方が色々なんだなあと感じました。
家には小沢征爾のCDがありますが、テンポも雰囲気も全然違ってびっくり。
3から4楽章のテンポはもちろんオケ自体の力量もあるんでしょうが、高谷新世界のほうは、いい意味で土臭い?というか、ロシアの香り?というかがしました。 小沢さんのは、アメリカに渡ってからのドヴォルザーク!って感じかな。
よくわからん表現ですみません。 
でも、弦族の私としては、ファーストのみなさん、もっともっと音出しましょうよ!!ってやや欲求不満なヴァイオリンだけど演奏後に客席のほうを向いて立たれてお顔をみた時に”あー・・・仕方ないのかな”と。
だって〜  なんとなく皆さんお年が・・・・・・(ごめんなさい)
そう、彦根ほどの若さ(いい意味でも悪い意味でも)が〜  あはははは・・・

ともあれ。たっちゃんは新世界で大興奮!! 痛いっつーのというくらいの胎動で大変でした。
予定日1週間前!
6月17日(日)
昨日、ようやく仕事の区切りをつけ、今日から産休を頂きます。
山のような宿題(きっと日ごろのレッスンよりもハードな・・・・)を出された子供たち、また代講の先生にお願いした子供たち、10月にレッスン再開するころにはどんなことになっているかな?(明暗がはっきりわかれたりして・・・)
ピアノさんも、日ごろの長時間にわたるお仕事からちょっと小休止。たっちゃん誕生の際には生演奏子守歌を聞かせねば、と思っております。

そして、最近購入したリストのCD ちょっとこれまで自分が聞いてきたリストと一味違う…。
ただただ超絶技巧のリスト演奏ではなくて…なんというか、ものすごく風景が眼に浮かぶリストであったり遠くまで広がる非現実的な空間を感じたりしました。
”リスト弾いてる”っていうだけで”すっごーい”なんて思うことが常になっているような帰来があるけれど、このCDはそんな小さい感情なんてホイと飛び越えているような演奏でした。
余談ですが生徒さん(姉妹)でドビュッシーにはまってる子たちがいます。
少し前に貸してあげたショパンのCDも一時じゃよく聴いていたようですが、昨日会ったときに一言「ショパンはもう流行らなくなったよ、だってドビュッシーの方がきれいだもん」だそうで(笑) 人それぞれ感じ方はあるものの、小3と小5でドビュッシーかいな…。
多分同じ時期の自分には感じられなかった感性だなあ…と思います。
さて、10ヶ月、沢山のいろんな音楽を聴いてきた我が子はいったいどんな音楽を好きになってくれるでしょうか。楽しみですねえ…。
誕生予定まであと2〜3週間です
5月31日(木)
いよいよ5月も最終日。明日からは6月だ。
まだ色々焦ってるわりには進まない・・・
大体、水も電気もガスもないカナダで生活できた人(旦那)が、なぜにこんなに不必要なものの中で暮らしてるのかが不思議。 人間が生きてくのに必要なものって意外に少ないのかもしれないってことを実体験してるはずなのになあ???
愚痴ってばっかりではいけませんね。先日は彼の仕事にひっついて私とタロも高山〜下呂〜郡上出張してきました。
これがきっと最後のお出かけだろうな。
車に乗ってる間中、たっちゃんは胎動ばりばり!ところが、翌日はしーん・・・・・・
やっぱりお母さんが疲れてるとお腹の中も疲れるのかなあ・・・・?まさに一心同体?
高山は涼しく、お客さんもいい方で楽しく一日ドライブできました。下呂の水明館そばの足湯も気持ちよかったです。
全部で4件の修理も完了。お客さんからは「いい子を産んでね」と声かけてもらい、お腹の子に食べてもらって、と、お菓子やジュースも頂きました。ありがとうございました!
この日は岐阜自衛隊の音楽隊による演奏会に行く予定だったのですが、最後のお出かけの勝ち?(笑)
せっかく入手した整理券がもったいないので、あちこちに声かけたんだけど、みーんな振られました(爆)
急に声かけたのもいけなかったけど、みんな忙しいんだなーと実感しました。
さて、子供たちへの大量の宿題の準備をはじめねば!!
もうあと半月の仕事です。がんばります!
5月24日(木)
先日のピュアフレンズの練習にも、やることいっぱいで結局参加できず、ちょっと体調と相談しつつだけど、煮詰まっている感じがする今日この頃。
何に煮詰まっているのかというと、(いろいろあるけど) 家の片付けが遅々として進まないのに、お腹はどんどん大きくなる。旦那の仕事が多忙なため、彼のものを片付けないと進まないので、結果として何も進まない(うわーん!)
そして、産休に向けての子供たちへの宿題や連絡紙製作などが進まない(時間があると・・・寝るか家事になる)
まあーいいかー・・・・・・と思い、幸せな音楽(モーツアルトやシュトラウス)をガンガン聴いているとこんなのんびりしてていいの!?と、どこかで別の自分が言うし。
もう、こうなったらお腹のたっちゃんに「絶対予定日までに出てきちゃだめだからね」と言い聞かすしかない、と毎日お腹に向かってささやいています(笑)
聴いてるのか聴いてないのか、たっちゃんは今日もぐにゃ〜 ぐにゃ〜 ぼこ! ぴくぴく ぼこ!と元気そうです。
この日記で私がどんな風に日々生活してるのかを気にしてくださっている方々。ありがとうございます。 今日現在でたっちゃん2155グラム  私の腹回りは99.5センチです。1メートルの腹ってどうよ!!  戻るのか????
でも体重は7キロ増くらいなので、優秀なんだけど・・・
5月6日(日)
今日は各務原市民会館に「高嶋ちさ子 12人のバイオリニスト」という演奏会へ行って来ました。
このチケット。たまたま近所のジャスコプレイガイドで発見。一枚しか残席がなく迷うことなく1枚ゲット。
その話をしたら、旦那にもバイオリン師匠のあちゅこ先生にも怒られた(笑)
みんな行きたかったのか・・・

で、本番。会場は満員御礼!2月に出産して3月末くらいから復帰されたとは思えないくらいのパワフルな演奏とトーク! 高嶋さんのモットーは音楽でうっとり MCで爆笑というのらしい・・・ 
そのとおりでした。12人の若い演奏家たちをバッサバッサと斬り倒す歯切れの良いトークは会場に来ている人を爆笑の渦に・・・!この笑いをとるためのプロジェクトなんでは???と思えるほどのステージでした。 これなら音楽のことよくわからん人でも楽しいわーと関心しました。
年も1歳下なだけだし、高齢出産同士だし(勝手に同士にされても困るかな) これからも頑張ってほしいなーと思いました。 
演奏内容としては、最後のチャールダッシュの編曲がすばらしかった!ちょっと感動的なアレンジでしたよ。
アンコールもただ演奏するんじゃなくてエンターテイメント的なアンコールでよかったです。
ただ、ちさこさんの楽器と他メンバーの楽器でソロをわけるのはどうかなー・・・
他のメンバーの楽器もセルシオ何台分?もっと?くらいの値段なんでしょうが、ストラディバリウスと比べると・・・(汗)
お腹のたっちゃんは盛り上がってました!! すごかったです。千住真理子さんの時もそうだったけど。
バイオリン・・・やる? なーんて。
ちなみに高嶋さんちも男の子だそうですが、バイオリンをやるかやらないかは本人が決めればよくて”優しい子になってくれれば”ってことでした。 ほんとにそうだなー (しみじみ)
5月3日(木)
今日は長良シンフォニックバンド「マイフェイバリットサウンズ2007」の演奏会本番でした。
この演奏会を区切りにして一旦演奏活動を休止するといううちの旦那さん(産休?)
この日に至るまで色々あったけれど、予告されていた?よりはまとまっていたと思いました。
第1部のポルカとワルツのシュトラウスメドレーでは、ステージの全員が指揮の和泉先生にくぎ付けなのがよくわかり(笑)、みんなあの独特の間をのがしたら終わりってことがよくわかってるんだなーと思って一人でウケてました。でもそのお陰で、うまくいってたと思います。
いやー 吹奏楽でシュトラウス・・・  ほんとに和泉先生のお蔭ですね。さすがです。
2部は西部劇映画の曲や日本のアニメの曲など。 1部の緊張から開放されたみなさん。
なかなか楽しんで演奏してました。でも、あーこれでしばらく見納めでなあと思うとちょっと寂しい気もします。
でも、また別の楽しみを持って音楽活動をやっていってほしいなーと思う私でした。
お腹のたっちゃんは、派手な打楽器の音にはビクンボコン!!と元気いっぱいでしたよ。
でも、バイオリンとピアノの音が一番よく動くように思うのですが・・・。
長いこと お疲れ様でした! 旦那さま☆
4月15日(日)
今日は、千住真理子さんがN響のメンバーとの合奏という形でのコンサートにいってきました。 
羽島文化センタースカイホールは満席。(そりゃそうか)
ピンクのドレスに身を包んだ千住さんが、自ら司会というか、すこしMCをして演奏開始。
モーツアルトのデベルティメントから始まりましたが、最初の一音でもうくぎ付けです。
なんていうきれいな音!ファースト3人 セカンド3人 ビオラ2人 チェロ2人 コンバス1人のN響メンバーに加え、チェンバロ一人と千住さん。
室内楽って本当に心地いい!子供の頃は、管楽器や打楽器が入ってるオケのほうが好きだったけど、このごろは肌に柔らかく触れるような室内楽もいいなあ・・・と感じるようになりました。
そして、何といっても休憩後に演奏されたビバルディの四季 全楽章!!
大体”春”はなじみのある曲で、音楽に興味のない人でも聞いたことのある曲ですが、他のは???
一緒に行った旦那さんも全部聞いたのは初めてとのこと。(そりゃそうだろうなあ・・・)
春→冬→秋→夏ってあたりが有名度の順ではないかな?と私は思うのですが、個人的には夏が好きなのです。
あの、暑い夏!楽しい夏休み!なんて感じではなく、全体的に短調で夕立や嵐やその後の雨のしずくや、夕暮れの雰囲気などが表現されていて、日本の夏とは違うなって思えます。
イタリアの夏ってこんなんだったのかなあ・・・ この夏が過ぎてこそ収穫を祝う喜びの秋へと続くのですよね!
ストラディバリウスの音色もとても重厚でかつ伸びやかで、一人が演奏しているのに何人もの弦の音が重なっているかのような響きでした。
千住さんはデビュー30周年だそうで、本当に演奏家としてのオーラが感じられ素敵でした。
今度はソロコンサートも聞いてみたいな! そしてお腹のたっちゃんは、四季ではおおはしゃぎ?でした。
ポコポコなんてもんではなくぼこ!ぼこ!(い・・・いたい)
でも千住さんのMCの時にも相当ぼこぼこしてました。女性の声に反応したか?(笑)
あー バイオリンっていいなあーーーー あんな風に弾けないけど、あんな気持ちよく弾けるようになりたいです。
4月8日(日)
ピュアフレンズの練習に、久しぶりに打楽器奏者も参加できました。
トレーナーのSさんに、打楽器が加わる曲を後回しにしてもらい、先に弦と管だけの曲を練習でした。
なかなか、ドイツ舞曲の鈴がお似合いでちょっと笑ってしまいました・・・。
シャン、シャンと鳴らすときのなんとも嬉しそうな?顔。(笑)子供みたいだったです。

そして、それから、春の楽しみである「岐阜ジュニアボーカルアンサンブル」の演奏会へ行きました。
女の子だったら絶対に3歳になったら入れるって思っていて、たっちゃんは男の子なので、どうしようかなーと思案中です。でも、昨日のステージにのっていた男の子たち、確かに人数は少ないけどとっても声がよく響いていてなかなか素敵でした。
おーやっぱ男でも歌う楽しさとか、リズムに乗ってとか、いいもんだなーと実感。
小さいころはこんなに歌が好きな男の子も小学校とかにあがるとどうして、ああやってさっぱり歌わなくなっちゃうんでしょうか?お絵かきもそうですねえ。うまい、下手ってのを、何となく感じて自制していっちゃうのかなあ・・・。
子供のころはみんなが画家だ!ってことを言っていた教育家もいたけど・・・。

ジュニアボーカルも一時に比べると、人数も少なかったけど、元気な歌声や3部の楽しいステージは健在でした。
たっちゃんも3部の「11匹のねこ」のステージではポッコポコポコと元気に反応してました。
会場となった岐阜サラマンカホールは、この春から”妊婦さん”と”小さい子供連れ”専用の駐車スペースが出来たそうで、早速利用してきましたよ!ありがとうございました。 会場に近くて助かりました。
来週は千住真理子さんのバイオリンコンサートです!
4月1日(日)
4月になっちゃいました。
さすがに春の演奏会シーズン!ようやくあっちこっちから演奏会のお知らせがやってきます。余りに一度にやってくるので、被ること、被ること・・・。
そんな、体はひとつしかないのにー!
名古屋方面の演奏会にも行きたいけど、さすがにこのお腹で一人で電車には乗れないな・・・。
何かあったらって思うと、やはり岐阜の近場で出来るだけ行ってこようと思います。

今月は合唱、バイオリン、ジュニアオケに吹奏楽ってとこです。
バイオリンは実家の両親も大好き?な千住真理子さんが岐阜にやってくるとのことで早速チケットを入手。
そのチケットですが、電話予約のあと、郵送かと思いきや「取りにきてください」だって。???  さすが田舎のホールだ・・・。
お腹のたっちゃんは、毎日6時間くらいはピアノの音を聞いてますが、先日うちでコントラバスの練習をしていたT君の音を聞いて、ものすごい勢いでお腹をポコポコ。
初めて聴いた音にびっくりしたのかな?と思います。
子供たちの音も、ゆったりした音楽よりちょっとリズムのある曲のほうがポコポコしますね。どんな気持ちで聴いてくれてるのかな。
あ、でも私が子供たちに、こらー!って叱るときが一番びっくりしてるかも。ポコポコポコポコポコ・・・・・・。
3月11日(日)
K楽器時代の先輩に声をかけてもらって、講師コンサートに出かけてきました。岐阜サラマンカホール。 
ピアノソロは2人だけでしたが、4手、8手連弾あり、管楽器や声楽、また二胡の演奏もありと盛りだくさんで、楽しめました。
二胡の演奏では、小学生のかわいい生徒さん(男の子)もステージで演奏され、客席から”かわいいー!”との声も。
2台のピアノを使った8手連弾は、さながらオーケストラのようで迫力満点でしたが、何となくどんどんテンポがあがっていき、ハラハラドキドキ!しました。
そして2台のピアノで一人ずつ座った”2台のピアノのための”曲では、自分の先輩らが「カルメンファンタジー」という曲を演奏されたのですが、8手に負けないくらいの迫力。そして安定した音楽と曲想と技術。さすがでした。安心して聴けました。
最後を飾った後輩の演奏も(後輩といっても講師の中ではもうベテランの域)なかなかよく頑張っており、「立派になって・・・しみじみ」なーんて気持ちになったりして。
どちらも、”楽しんで演奏してる”ことが聞いている方に伝わってきました。これが一番大切なことかもしれません。
ちょっと勉強させてもらいましたよ。
諸先輩&後輩たちに会うのが余りにも久しぶりで、正直”恥ずかしくて”、挨拶もろくにせず、そそくさとかえってきてしまいました。ごめんなさい。
でも、皆さん、本当にお疲れ様でした。お腹の中はそれはそれはよく動いていました!
(ただ、二胡のときだけは寝てたみたい・・・)ありがとうございました。

2008年の3月には次の発表会「スプリングコンサート(仮題)」が予定されています。
このころには、自分のピアノはどんな音色になっているのかな・・・(単に下手になってるとかは、おいといて・・・)
3月5日(月)
お腹の中の”たっちゃん”にいろんな音楽をきいてもらおう!と演奏会なら大小問わず、出来るだけ行って来よう計画進行中。
2月の末には、彦根まで行って来ました。”陵水フイル”という、滋賀県大学?のOBOG中心のオケだそうで、全国に散らばっている卒業生やら友人やらで構成されていました。
ウィンザーの陽気な女房たち、モーツアルトのバイオリンコンチェルト、チャイコフスキーの悲愴というラインナップ。
モーツアルトでは、現役京都芸大のお姉さんがすばらしい演奏を披露。お腹もポコポコ!でした。
悲愴でも結構動いていて、よく聞こえてるのかなあ。。。なんて喜びつつ久々の生音を楽しみました。
ま、アマチュアだし、”おいおい・・・・”ってな音もいっぱいあったけど、それはそれでよしとしましょう。
そして、昨日はピュアフレンズ管弦楽団の練習。見学&入団希望者ぞくぞく!!すごいすごい!
弦楽器の音に厚みがでて、先月の演奏会におけるバイオリン3人なんて悲惨な事実はどこへやら?
あー!こんな日がくるなんて夢のようだ。。。とトレーナーのSさんとも話していました。(もうムネンオケとは呼ばせない?)
人数が少ないのに管楽器ばっかで、うちは吹奏楽部か??なんて状態が長く続いたので、これで弦楽器とあわせたくて楽団にやってきた管の人たちもうれしいだろうなー!
皆さんこれからもよろしくお願いします(自分はいつクビになってもいいや)
その練習中もお腹はポコポコ。たっちゃんは何か楽器をやってくれるのだろうか・・・(期待しないことにして)
そんな日々、でも3月になったので来年3月のコンサート会場予約(仮)に行って来ました。1年後、どんな生活してるのか?わからないし、会場が取れるかどうかもわからないけど、一応・・・・

さて今度の日曜はピアノのコンサートにも行ってきます!本当は自分でいろいろ弾いて聞かせるのが手っ取り早いってわかってるんだけど・・・・自分も聞きたいし〜
春も演奏会シーズン、行けるだけいかなくちゃ!
2月12日(月)
例年だともうこのくらいの時期には、新年度に向けての時間割をパズルのように組み立て直しているはずなのに、今年はなんにもしてない。(希望を言ってくる人もまだ少ないし、3月いっぱいでレッスン終わりって言う人もまだいない)
今年の夏休みあたりはレッスンは休みになるってことと、今年のクリスマスコンサートはないってことを知ってるくらいでレッスン休みだからって単純にわーい!なんて喜んでる子もいるくらい(おいおい・・・・)
新年度の自分、いったいどうなってるんだろう?

でも、自分のビジョンを語る子が出てきた。一人は中2。受験の年を迎える前に、受験にもなるんだからレッスンは先生の産休とともに一旦区切りにしたら?みたいな話になったとたん「うち、普通科の高校に行って何がしたいかわからん。音楽科がいいなー。音楽すきやし」ええええ!!!??? (・・・・・遅いよ〜泣)
遅いよ。と思いつつ、決断するなら一刻も早く!!とだけ言いました。音楽好きなだけじゃ受からんのじゃ・・・トホホ
もう一人は4年生。もう今の時点で自分は音楽の方へいくのだと決めているRちゃん中学はいまどきの岐阜市ではトップ3に入る?ちょっと悪い系の中学が地元の進学先。で、彼女いわく「中学行ったら、塾に行って不良にならずに勉強がんばって高校行って大学は音大」その”不良にならずに”っていう一言に私、大受けしました(爆)
なんだか不良になるのが前提のような中学だー!普通の子も沢山いるってば・・・。
まあ、彼女はまだ時間があるので、いろいろな選択肢が残されているから、まだ安心。
とりあえず、まだいろいろ間に合うから、日々元気でがんばってればいいよ、とだけ言いました。

うちのお腹の子はどんな風に自分の生き方を感じてくれるんかなあ・・・
でもまずはあと5ヶ月弱、 何事もなく元気に出てきてね♪
もし、分娩の時に音楽かけてくれるんなら、ベト7の1楽章、第九の4楽章、ブラ4の4楽章、あたりの重厚でいけー!みたいなやつがいいかなあ・・・・(笑)
2007年1月8日(月)
新年あけましておめでとうございます。
昨年は、始まりこそあまり気持ちよく過ごせませんでしたが、春からは元気に、そして良いこともたくさんあり、また新しい年を迎えることが出来ました。
私だけでなく、教室の子供達にも色々教えてくれたみなさん、本当にお世話になりました。
今年もまた宜しくお願い致します。
音楽を奏でられる喜び、音楽を聞いて心が動くことの素晴らしさ、また音楽を通して様々な出会いや経験が出来ることの大切さ、そして何より”楽しむこと”を今年も伝えていけるように精進したいと思います。
コンサート後、しばらくピアノのふたが開かないまま1月のレッスンに突入してしまい、(全然精進してないじゃん・・・)指ならしせなーと昨日から練習開始です。あらためて、ピアノの音は素敵だ・・・・と感動した次第。 今年は、どんな曲がこの教室から流れてくるのかなあー
お腹の子にもそろそろ聞こえてくるのかな・・・などと思いつつ、無事に出てきてくれるようにあと半年頑張りたいと思います。
11月26日(日)
午前は、久しぶりにアマオケ練習に参加。バイオリンの見学の方がみえたので、なんとしても入ってもらうべく、雰囲気作りに頑張ってみた!(効果はいかに?)
でも、やっぱみんなで音楽は。。。。たのしい・・・・(ムフ)
下手でもなんでも、やっぱ楽しい。 彦根のオケにもいつ戻れるやら?でもいつか戻るよー!セカンドの皆さん、待っててね(待ってないって???)
そして午後からは各務原吹奏楽団の定期演奏会に出かけてきました。
昨年の秋に、客演指揮でお迎えした稲垣先生をまた呼んでの演奏会は、今回もクラシックの名曲にチャレンジしていました。昨年のメインプログラムは「白鳥の湖」。ちょうど自分も夏の演奏会でやったとこだったので興味深々で聴くことが出来ました。
もちろん、管楽器が奏でる音とは思えないくらい繊細な仕上がりに感動した覚えがあります。
今年はトゥーランンドットをはじめ、3曲がクラシックのラインナップ。
今回も良かったのだけどちょっと去年の印象が強くて、あれれれ???という感じもしてしまいました。吹奏楽のよさをもっともっと出すプログラムでもいいのになあーなんて。
それぞれの楽器をいかす。曲をいかす。演奏者の個性をいかす。どれも大切だなあとしみじみ感じて帰ってきました。会場は超満員。これには参りました。すごすぎる〜
10月7日(土)
10月21日
 岐阜未来会館2階 長良川ホールにて
午後五時半開場 六時開演 全席自由 一席1000円
「ゆめぽっけ セカンドライブ」

 この世に生を受けたかけがえのない命の中で、偶然に”障害”をもって生きることになった子供達とその家族、友人などで心温まるコンサートを開催します。2年に一度の澄んだ響きを是非聞きに来てください!
メンバーの身内でもあり、ピアノ&ボーカル のプロ奏者 石塚まみさんと同じくサックス奏者の苫米地さんも応援に駆けつけてくださいます
お問合せはjitensyayatoiawase@yahoo.co.jp まで
9月28日(木) Gebrutstag
・・・やったかな。朝1番にきたメールは生徒のお母さんからでした。
また、なんかあったのか!?と眠い目をこすり携帯を開くと、そこには”まき先生お誕生日おめでとうございます”の文字が! うわーお!
そうだった。でも、”いつまでもまき先生はまき先生のままでいてください”の言葉が妙に心に残りました。 ありがとうございます。
タイトルのドイツ語(あってたっけ???)はもちろん誕生日の意味。
ゲブルツタークって読みますが、なんだかバースデイより趣きがあって好きでした。
その他、メールや言葉をくださったみなさん、ありがとうございました。
9月25日(月)
23日は、大人の練習日&懇親会でした。と、その前に小学1+2年生チームの練習。
三味線でお手伝いのちえちゃんには早めに来て貰って、子供達とご対面。
みんなきちんと挨拶できました。”宜しくお願いします!”かわいいなあー
”あんたがたどこさ”にのって、まりつき開始。 ・・・・・・え????
みんな・・・できんやん!!(驚愕する私) ボールがまっすぐつけないのです。
ボールをつきながら足を回すなんて高等技術!? 
”やったことない?”って聞いたら”やったことない”ってほとんどの子に言われ・・・(トホホ)
今の子達はっていいたくないけど、やっぱり昔の遊びというか、何か道具が一個あればどれだけでも遊べるっていう能力が低下してるのかなあと感じ、寂しい気持ちと一緒に大人の役目!を再確認したのでした。12月までにはバッチリまりつき名人にしてあげなくちゃ!
その後、キャラバンの練習をし、夜は懇親会。相変わらず楽しい会となりました。
みなさん、今年もどうかよろしくお願いします
9月17日(日) 人それぞれのBGM
人が何かをしようとする時、特に”頑張るぞー”の心境のときにふと頭をよぎるBGMってありませんか?ちなみに、バイオリンのレッスンに向かう車内での私のBGMは、昨夏の演奏会で弾いたショスタコービッチの交響曲第5番「革命」の四楽章です。(マニアでごめんなさい)行くで行くで行くで〜!!みたいなノリ(笑)
また、心が妙に優雅な時(どんな時や??)はチャイコフスキーの「眠りの森の美女」のワルツ、時間に追われてる時は「剣の舞」など・・・・・・頭がパンク寸前の時は、唱歌「あかいとり ことり」 。
自らを楽しい気持ちにしたい時や泣きたい時に聞く曲とはまた別で、ふっと浮かんでくるのです。もちろんいつもこれらに限定というわけではないのですが、いろんな人のBGMってどんなんだろうなーとちょっと興味深々です。
ちなみにカナダ大陸横断時も今日のマウンテンバイク100キロレースの時もうちの旦那さんのBGMは「線路は続くよどこまでも」だそうです・・・・・・。
9月15日(金) 運動会シーズン到来
今週あたりから運動会があちらこちらの学校で始まっています。だいたい中学が先みたいで、小学校と幼稚園や保育園は来週の連休にひっかけて行われるところが多いです。
今は共働きの時代、なかなか平日の運動会では保護者の観覧ができないとのことで、土日に行われるようになってきたみたいですね。運動会の練習で子供達は毎日へとへとでやってきます。練習ももちろんあまり出来てないし・・・。
でも、運動会って発表会じゃないのに、何でそんなに練習が要るのかな? 自分の記憶では応援合戦の練習はしたけれど、他の練習は体育の時間にやって他の授業をつぶしてまで何時間も体育なんてことはなかったと思うのです。だから、そんなにヘトヘトって覚えもないし。
でも、今でもやはり定番の曲は“クシコスポスト”のようで、近所の学校からも時々風にのって聞こえてきます。これだけは伝統的なんだなーと笑ってしまいます。
9月4日(月)
9月に入り、朝晩はすっかり涼しくなってきました。虫の声も日に日に増え、いつの日だったかは”テインパニ奏者”のようなリズミカルな虫の声がして、思わず笑ってしまいました。演奏会でもあるのかなー(笑)
この夏、10年前某音楽教室で一緒に”音楽”していた生徒(当時高校3年生)が二人、それぞれに素敵な伴侶を見つけ、新たな門出を迎えました。もうそんな年になったんだなあ・・・・としみじみ。自分が過ごしてきた10年と彼らが過ごしてきた10年。同じ年月でも、全然違う時間に感じます(当たり前だけど、何か生きてる空間さえも違うような気がします)3人でよく弾いて歌って喋って・・・楽しかったなあー。
自分の音楽はこの10年。どんな風に年を重ねてこれたのでしょうか。ものすごい数の音符が連なった和音もいいけれど、心にしみる単音を出せるように、少しはなっていたらいいのだけれど・・・。
ともチャン、タケちゃん、ご結婚本当におめでとう。末永くお幸せに。いつか子供ができた時、“まきばあちゃん”と教えないように!!(笑)
8月25日(金)
長野県松本市で行われている、サイトウキネン音楽祭に行ってきました。といってもゲネプロです。(勿論これで充分なんですが)古くからの友人が、この音楽祭のある作品に合唱団で参加!関係者だけに配布されるチケットを確保してくれたのです。
作品は、メンデルスゾーン作曲のオラトリオ「エリア」です。 全2幕約二時間半のうち、3分の2は歌い放しの合唱団。ソリストの大変さもさることながら、合唱も相当の体力と精神力が要ると思われました。
そんな舞台に立つ友人を誇りに思うとともに、指揮者小沢征爾の情熱と全身全霊から溢れ出す音楽との対峙によるオーラを感じ、壮大なスケールの音に飲み込まれていった私でした。
さすがに私も声楽の知識は乏しく、今回も予習?していったものの、やはりCDでは予測できない展開や音の迫力に生演奏をもっと聴かねばならない!子供達にもいい生演奏を聴いてもらわねば!と痛感しました。友人からは、舞台の上で”幸せだなー!”と思いながら歌ったよ!とのメールを貰いました。 普段はフランクフルトで頑張ってる彼女。会う毎にパワーアップしてるようです。
小澤さんの指揮は、心は熱く、頭は冷静に、そして腕と指先は柔らかく、素敵な響きたちがまるで吸い寄せられるように次々と奏でられるのです。まるで魔法のようでしたが、彼は決して魔法使いではなく、心から音楽を愛している70歳の男性なのです。あんなふうに年を取りたいなーとも思いました。がんばらなくっちゃ!
どんちゃん、(友人)チケット本当にありがとう。来年はバイロイト音楽祭かな!?
8月20日(日)
今年の全員合奏曲を、自力で編曲し始めました。
オーケストラをイメージし、パートの数をだいたい想定し、学年の力などを考え、去年あの楽器だったから今年は違うほうがいいよな・・・などと色々考えていたら、8小節しか進みませんでした(泣)
パソコンを使ってもこんな遅々とした歩み。昔の作曲家たちの偉大さを思うと、神業じゃないかと思ってしまいます。
でも、あの有名な指揮者、ショルティの言葉に「ここに200ページのスコアがあります。毎日20ページずつ勉強したら10日で終わります」というのがあります。
・・・尋常じゃないよなあ・・・やっぱ鉄人か?
今日も8小節、明日も8小節。きっと9月中には出来る(はず)
8月17日(金)
―祖母の教え その3
新しいものを使うとき、まずその物に3回手を合わせます。
1回目は自己紹介です。”○○です。宜しくお願いします”
2回目は自分がその物を大切に使うことが出来ますように、その物を最大限に活かしていけますように。
3回目は、役目をまっとうし、その物がもう使えなくなったら、また自分の手元に戻ってきますように、との祈りを込めて3回手を合わせるのです。小さな文房具から車、そして家?まで。
100均で何でも手に入る時代です。ちょっと立ち止まってみたいですね。

お盆の京都はもちろん暑く・・・。
でも送り火とともにご先祖たちが帰っていかれるのを想うと、また未熟な我々を見守ってくださいねと手を合わさずにはいられません。
おばあちゃん、今回久々に実家のアップライトピアノを弾いてきたけれど、聴いてくれたかなあ? 
8月13日(日)
―祖母の教え その2

“人様が一生懸命○○したものを…”というのが口癖だったように思います。
 自分の手元にあるものは、形になってきているので、形になるまでの行程はわからないことが多いですが、その行程と作業と携わった人の気持ちの結晶が“もの”になっているのだから、大事に扱わなければいけない、ということです。
本や楽譜は勿論、ノートも新聞も床に置いてあったりしたら激怒です。“人様が一生懸命作ってくれたものを足が通る所に置くて、どない!?”みたいに。
そのせいか、我が家のタロは床に散乱している楽譜や物を踏みません(^^;大概はまたいだり、迂回して歩いていきます。でも楽譜のコピーは踏んでくなあ…わからないんだろうな…

そして昨日は中部吹奏楽コンクール地区予選大会。
一生懸命な高校生達。例え、アンサンブル力がまだ足りなくても、木管が変な音だしても他パートが臨時的に打楽器に回って一発シンバル叩いてまた自分のパートに戻ってくる、なんてことがあっても!ピッチが悪くて微妙な音程でも!
やっぱり、一生懸命な姿は素敵でした。だからこそ惜しみない拍手をしてしまうんですね。ちょっと“一生懸命”さに感動しました。
8月11日(金)
―祖母の教え その1―

今日からお盆のお休みを頂く予定です。これがすんだら次の休みはクリスマス後。日頃の2割増で家事をこなしたいと思っています。

さて、母方の祖母は明治生まれの厳しい方でした。ハイカラさんだったそうで花嫁修業よりも、こっそり貯めたへそくりでヴァイオリンやカメラを購入して密かに楽しんでいたそうです。
この楽器がいま私が使っているもの。「ピアノはアホでもひけるさかいなあ」とよく言われましたが、(とりあえず鍵盤を押せば音が出る、という意味で)祖母がどの程度ヴァイオリンを弾けたかは不明です。
私が子供の頃、「物には何でも名前があるさかい。しゃべらへんもんでも、ちゃんと名前をつけたげや。ほな、大事にできるさかいな」と言われて以来、私は確実に物に名前を付けてきました。楽器は勿論、日常使う様々なものまで。確かに名前があると愛着がわき、物が氾濫している時代に少しでも大事にしようって感じると思うのです。
そんな中、ヴァイオリンのライバル”ひでっち”が楽器を四分の一から二分の一に替えたと連絡が。早速”名前付けて大事にしやーよ”と言いました。どんな名前にするのかな・・・?と思ってたら、楽器が髭面のおじさんみたいだから、という理由?で“ピエール”に決定。
ヴァイオリンが髭面・・・・ん〜 ま、とにかく大事にしてね!
ちなみに私のは祖母の名前“偉紗子”いさこ  です。


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